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社会に受け入れられるものを作ること
学生起業のメリットのひとつに、「失敗したときのリスクが少ない」ということがあります。学生なので、毎月ある程度稼がないといけない、という必要がなくすぐに自社サービスで儲けることができなくても、生活を維持することができるのです。
このメリットをもっともうまく使いこなしているのが「自社サービス」をつくり続けるタイプの起業です。じっくりと社会に受け入れられるサービスを練ることができるのがいいところではないでしょうか。
技術とプレッシャー
自社サービスを作り続けるうえでいくつか問題点もあります。それは、自社サービスには「学生」も「企業」も関係がなく、「アイディア」であったり 「技術」が成功のポイントとなる点です。その中で「学生起業家」がよいポジションにいられるかは「技術力」が大きなウェイトを占めると思います。「アイ ディア」は別にして、「技術力」では、一般企業の方が優れていることも多いので少し注意が必要です。
あとは、メリットであった、「成功させなくても生きていける」という部分が逆にデメリットとなる場合もあります。「いついつまでにこうする!」という目標設定がしにくいためにだらけてしまい、最終的に成功しない、ということも多いのです。
ほどよいプレッシャーがあるからうまくいく、ということもあるのでしっかり目標設定をしてほどよいプレッシャーを自身で作り出す環境を用意できるとよいのではないでしょうか。