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学生だからこそできることを活かす!
学生起業家として他のスタイルにはない大きな特徴があります。それは、学生関連の事業を行うこと。自分自身の経験、感覚、感想、をもとにしっかりマーティングもできるのが大きな利点です。
通常、企業が学生にマーケティングリサーチを行う時には、費用の面や、学生が集まっている場所の把握のほか、やりにくい場面が多いです。とりわけ 学生であれば、横のつながりもさることながら情報の共有スピード、収集スピードはなかなか企業には真似ができないことも多いでしょう。
また学生への広告媒体の提供、学生対象のマーケティングリサーチ代行など事業として行いやすく、そして学生ならではの事業と言えるでしょう。
人件費の考え方ひとつ
学生起業の問題点でもあり、利点でもあるのが人件費の考え方。学生であるからこそ、固定の給料が必要ない、と言ってしまえることが非常に多いのです。
上記学生事業においても、儲かったお金をメンバーで配分するのでそれまでは無給、もしくは配分を必要とせずに次の事業への原資にする、などの積極的な戦略をとることができるのです。以上のように大きな可能性を広げられることが、学生起業家の大きな特徴と言えるでしょう。
問題点としては意外に?うまくいってしまったときの初期メンバーや、かかわっている人たちへのお金の配分の問題。もらうつもりではなかったけど急 に欲がでてしまったり、お手伝いのつもりだったのにお金がからんでくることで人間関係がぎくしゃくしてしまうこともあるでしょう。
このあたりの采配が、学生起業家が次のステップに進む際のひとつの壁だと言えます。