資格で起業 Vol.3 企業に必須の社会保険労務士になろう!

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
皆さん、こんにち は。今回の資格で食うは、社会保険労務士についてお話したいと思います。社会保険労務士の業務内容は、書類の作成だけではありません。仕事の内容を理解 し、あなたも社会保険労務士になろう!

社会保険労務士の業務とは

 今回の資格で食うは、社会保険労務 士についてお話したいと思います。社会保険労務士は、人事・労務のエキスパートとして、企業にとってはなくてはならない重要な存在です。その業務は、書類 の作成だけではありません。

 例えば、新しく人を雇うときにはどのような求人内容にしたら効果的なのか、面接はどのようにしたらよいのか、 また、新人教育はどのようにしたらよいのかなど、新人採用などに関してアドバイスをすることができます。また、採用後はどの様な給与体系にするのか、人事 制度はどのようにするのかなどの問題を解決することもできます。さらには、退職時の退職金などをどのように設定するのかなど、まさしく人が入ってから辞め るまでのすべての手続きについてのアドバイスや書類の作成をすることができます。

 

社 会保険労務士でメシを食うには

 社会保険労務士の業務は幅が広いですから、開業をして食べていくには一つの企業に雇われるのではなく、多 くの企業と顧問契約をする方が、より多くの収入を得ることができるでしょう。さらに業務拡大を狙うのであれば、お勧めの併用資格としては、会社設立の書類 を作成することができる「行政書士」や前回の記事で紹介した、お金のプロフェッショナルである「FP」などがお勧めです。また、自らが他の資格をとるのも よいですが、他の士業とタイアップをするのも一つの方法ではないでしょうか。

 2004年秋にADR法(裁判外紛争解決手続の利用促進に関 する法律)が成立をし、さらには特定社会保険労務士(一定範囲の裁判外紛争における代理権を持つ)としての業務範囲拡大など、裁判外紛争処理、いわゆる斡 旋や和解を中心とし仕事が増えてくることが予想されます。

 

社会保険労務士として 開業するために

 開業で成功するためには、何か特化した分野を持つ必要があります。年金も就業規則も何でもというのは特徴がなく、恐らく 開業をしても事務所を維持するのが精一杯となってしまうのではないでしょうか。それであれば、何か自分の強い分野をつくるべきです。

もちろ ん、他の業務をできるように、準備をしておくことは大切(まさに備えあれば憂いなし)です。さらに、多くの顧客先を得る必要があるので、ホームページを作 成しての営業はもちろんですが、やはり会社の大切な部分の業務を担うわけですから、顔を見せる昔ながらの営業も大切なのではないでしょうか。

  そんな社会保険労務士の学習期間の目安ですが、だいたい、予備校に通って約1年から2年位で合格する方が多いようです。予備校のは、資格の学校によってま ちまちですが、20万円前後の予備校が多いようです。今、何をやるか迷っている皆さん、社労士にチャレンジしてみてはいかかでしょうか。

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