資格で起業 Vol.9 行政書士でメシを食べていくためには

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
みなさん、こんに ちは。今回は、「行政書士でメシを食う」について書きます。

行政書士にインタビュー

 【プロフィール】
 横川さん (仮名)
 大学卒業後、企業に就職。在職中に行政書士の資格を取得。資格取得後に転職をし、弁護士事務所での事務職を経て独立開業。

 

<林>現 在は、どのような業務を中心にされているのですか。

<横川さん>業務の中心は、離婚問題、セクハラ、 DV(Domestic Violence)などです。
 

<林>ど のような点をセールスポイントに業務を行っていますか。

<横川さん>離婚やセクハラなどの問題は男性では理解できないところがあり、相談者も、相手が男性だと話しにく い内容もたくさんあります。ですから、女性ならではの視点で話を聞いて、解決方法をアドバイスできる点を、自分のセールスポイントとしています。
 

<林>開 業した当初から離婚やDVなどを扱っていたのですか。

<横川さん>開業したての頃は、内容証明の作成や各種許認可を中心に活動していたのですが、なかなか集客がうま くいかなくて焦っていた時に、先輩の行政書士の方か ら「仕事は来るものではなく、自分で探すものだ」とアドバイスをいただき、それから自分でいろいろ調べて、自分の持ち味を生かすならこれだと言う物を見つ け ました。それが女性の抱えるトラブルの解決です。そのなかから的を絞って、離婚やセクハラ、DVに特化しました。

 

<林>新しい業務を始めてから苦労された点はありますか。

<横川さん>相談に来られる方は、それぞれが悩みを持っていて、どれも同じものはありません。また、アドバイス の仕方も人によって違ってくるので、その辺りは、かなり 神経を使いました。また、一人ひとりに最適なアドバイスを行うためにさまざまな事例を調べる必要があり、時間との戦いで苦労した時期 がありました。

<林>現在顧客獲得はどのようにされているのですか。

<横川さん>私 の事務所の顧客獲得方法は、HPのみです。これで駄目だったら仕方がないと思い、HPの製作には思い切って初期投資をしました。確かに、最初は多くの資金 がかさみきつかったの ですが、やはり素人が作るよりは良いと考えて、本当に清水の舞台から飛び降りるつもりでお金をかけました。今考えてみると、少し無計画な気がしますが、結 果オーライですね。

<林>これからは、どのような事務所経営を考 えていますか。

<横川さん>おかげさまで、依頼が増えてきたこともあり、近ぢか法人化して、事務所の業務を拡大する予 定です。

 

 毎回、たくさんの方に話を聞いているのですが、成功している人には、ある共通点があります。それは、 その人から出ているパワーです。どの方も、最初から軌道に乗っているわけではなく、それぞれ苦しい時期を過ごしています。しかし、持ち前のパワーでその苦 境を打破ししているのです。資格で成功するためには、明確な目標と、それを実行するパワーが大切だと感じました。

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