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広告をうったはいいけれど
よく、「DMを送ったけど問い合わ せがまったくなかった」「HPを開設したけど、あまり効果がない」「メルマガを始めたけど集客がいま一つ」ということを聞きますが、それは当然の結果だと 思います。素人が見よう見まねで出してもなかなかうまくいくものではありません。広告は出しさえすればよい、事務所の案内をすればよいというものではあり ません。
宣伝広告は、いくつかの媒体が選択できます。皆さんは、宣伝媒体と言われて、いくつ浮かんできますか？下記に一般的に士業事務 所が利用可能な例を挙げてみました。あくまで例として挙げてみただけなので、効果とは別とお考えください。
【メ ディア、ツールを活用した広告】
1．郵送よるDM広告（はがき、封書）
2．FAXよるDM広告
3．インターネットによるメール広 告
4．ホームページ開設による広告（ブログ、無料相談、バナー広告、相互リンク広告、ア フェリエイト、検索サイト、専門サイト）
5．新 聞による広告（文字広告、折り込み広告を含む）
6．雑誌による広告（専門誌、大衆誌、タウン誌等）
7．バス・タクシー車体による広告（車 内広告含）
8．電柱や看板による広告
9．駅広告
10．ポスティングによる広告
11．名刺およびリーフレットによる広告
12． タウンページによる広告
13．郵便局支払証明書による広告
14．ティッシュ等配布による広告
15．ラジオ、テレビによる広告
【人脈などを活用した宣伝】
1．生命保険セールスマンなどに よる宣伝
2．知人・友人・親戚縁者による宣伝
3．異業種交流会による宣伝
4．他士業者による宣伝
5．顧客からの宣伝
6． 無料相談者からの宣伝
7．同業者の宣伝（提携、斡旋や紹介）
以上に主だった宣伝広告の方法を挙げてみました。では、依頼者が来る 場合、どの方法がコストと効果を考えたとき有効だと思いますか。私は宣伝だと思います。もちろん、広告でも依頼者が来ますが、私の経験や知り合いの事務所 に聞いても、圧倒的に『口コミ』などによる人の紹介よる依頼が多いのです。ただ、今回はあえてHPを活用した宣伝の方法についてお話しさせていただきたい と思います。
現代の広告事情
今までは広 告の主流の一つであったDMは、構成やキャッチコピーなどが難しい上に、個人情報保護法などで規制が厳しい今の時代にはマッチしません。昭和の時代であれ ば、DMを100通出せば2-3件来た時代もありましたが、ほとんど仕事には結びつきません。他の事務所と値段を比較されて値引きに活用されたりしていま した。
そこで、現在広告の主流となっているのがHPによる顧客の確保です。皆さんもいろいろなHPを閲覧していると思いますが、何を基準に HPを見ていますか？おそらく見た目のきれいさとキャッチコピーで選んでいると思います。
新規にオープンした、事務所が文字が中心のHPだったり、ありきたりの文章しか書いていなければ選びませんよね。HPによる広告は事務所のイメージを与え るものです。ですから、キャッチコピーを考えるときは、いかに信用を与え、よい印象を与える案内にするかを考えればよいのです。
依頼者 も手作り感がありすぎる事務所に依頼するよりもキレイな事務所、お金が稼げていない事務所より経営のうまい事務所、運が悪そうな事務所より運がよさそうな 事務所を選びますよね。相手からしてみると、開業年月よりもサービスと信用で選ぶと思います。おそらく皆さんが目に留めるHPの多くはプロが作成したもの だと思います。効果の差は、費用の差以上の違いがあるのです。中途半端な広告費の予算しかないならやらない方がましです。
ただ、プロにお願いをするにしても自分自身に事務所のポリシーや売りがなければ、すべてプロ任せとなってしまい、自分の事務所の特徴が伝わりません。そこ で、お勧めなのが同業他社のHPを徹底的にリサーチすることです。ただよいものが見つかったとしてもそれをマネするだけではいけません。あくまでもそれを 参考として自分のオリジナルになるように、自分の事務所の特色をうまく織り交ぜてください。
ある程度の構想を立ててから プロに依頼をすれば、コストの面で少し節約ができ、その分HPのデザインなどの費用に回すことができます。
まとめ
今回のコツですが
・HPは必要経費（事務所の顔）だと思い、プロにお願いをする。
・お客様だけでなく、いろいろなところで顔を売り、口コミを利用する
この二つを実践するだけで効果は違ってくるはずです。すぐに実践してみてください。
