起業の心得:Vol.04 人生思いのまま

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
前回は起業とはゼロからスタート。誰も何も用意はしてくれない。全部、自分で用意する。って話でした。自力でやるんです。それはそれで大変です。でも、自分でヤルから好きにできます。そう、思いのままです。

あかんって思ったらアカン、いけると思ったらイケル。

 僕がこの商売を始めた時、先輩の 社長のところに相談に行きました。「どうですかね?起業専門のコンサルってうまく行くでしょうか?」その社長は僕の顔をじ~っと見て「あかんと思うよ」っ て一言。僕が「やっぱりダメですか・・・」って言ったら社長が「だって、吉田君はこの商売が難しいかな~って思ってるやろ?な、いつも言ってるように人生 思いのままなんや。吉田君があかんって思ったらアカン、いけると思ったらイケル。吉田君は今あかんって思っているから、そのとおりになる・・・アカンってこ とや」
その時、僕は43歳です。少しは世の中のことも、商売のこともわかる年齢です。そして、僕は30代でこてんぱんに失敗していますから (笑)、夢だけでは食えないこともよく知っています。でも、この言葉には理由のない説得力がありました。言葉を変えれば「吉田君、自信もってやれ」ってこ とだったと思うのです。その日から毎日、僕は「うまくいく」と自分に言い聞かせていました。

 

本当に人生思いのまま

 本当に人生は思いのままなのです。本当なんです。

「またま た、吉田さん、(笑)楽天主義なのは知ってますけど、思いのままっていい過ぎじゃないですか?」って今、思っているみなさんに聞きます。

  質問です。みなさんの中でイチローに変わってマリナーズの一番を打ちたいと思っている人はいますか?きっと、いないと思います。でも、同じ質問を小学校の 1年生のクラスでしたら、2~3人の男の子が手を上げると思います。みなさんはその子にどう言いますか?

 「え、なんやて、プロ野球選手に なりたい??ムリ!ムリに決まってる。人生はそんなに甘いもんやないんや。コツコツ、辛抱、我慢が大事。そんなしょうもないこと考えてる暇があったら、 ちっとは勉強して、できるだけいい学校に進学して、ちっとでも大きな会社に入ってまじめに働くんや。わかったか!」
 
 それとも・・・
 
  「そうか、イチローになりたいんか!がんばりや、野球してるんか?どこ守ってるねん?何番打ってるんや、ええこっちゃ、その夢、追っかけて、がんばらなあ かんで、お前ならきっとヤル、できると思う」

 

出来ないことは思いつかない

  きっと、みなさんはその男の子に「がんばれ」と言うと思います。何故なら、その子には本当にイチローのようにプロ野球選手になる可能性があるからです。そ うです。人は可能性のないことを思いつかないようになっています。思いつくことはできること。できないことは思いつかない。今、みなさんが思っておられる ビジネスアイデアはできることです。それがどれだけ大きなビジネスになるかはわかりません。でも、できるかできないかで言えばできます。

 

「やる」か「やらない」か

 起業とは「できる」か「できない」の問題ではありません。「やる」 か「やらない」かの選択です。もっと言えば「やる」と決めて考えるのです。「やる」か「やらない」かを迷っている時はやる理由とやらない理由を両方考えて いますよね。エネルギーが半減しています。「やる」と決めたらやる方法だけを考えたらいいので、エネルギーを100%「やる」に使えます。

  みなさん、人生思いのままです。(^_^)

 

~コーヒータイム~

  披露宴にお呼ばれしてきました。新郎・新婦の笑顔がほんとうに素敵でした。「日本一!お二人さん!」なんて叫びそうでしたが、この二人からのご招待状がこ れです。ちょっとボケた写真ですが、赤い糸が結んでありました。赤い糸の上には「私たちは赤い糸で結ばれていました」とメッセージが・・・
吉田は 40歳までは愛は育てるものだと思っていました。結婚式のスピーチでもそんなことを話していました。でも、40歳からは愛はそこにあるものだと思い直しま した。あるかないかです。水をやっても育ちません。(笑)赤い糸に賛成で~す。

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