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自分らしく生きる
「飯を食う」って言葉を使います。人並みの 生活をするとか、自立を表す言葉です。「そんなことで飯が食えるの？」とか「今、何で、飯食ってるの？」って具合に使います。でも、私たちは飯を食う為に 生きているのでしょうか？違いますよね。生きる為に飯を食っているのですよね。（たまに食べるのが好きで生きているヤツもいますが・・・（笑））
そうしたら、「生きる」ってどういうことでしょうか？むずかしい命題です。哲学っぽくなってきましたね。意味論？むずかしいことはわからないですが、僕と してはこの「生きる」の前に、「自分らしく」って付けるとわかりやすいです。自分らしく生きる。自分らしく生きる為に、僕たちは飯を食っている。うん、 しっくりきます。でも、そうだとしたら、この「自分らしい」とはどんなことでしょうか？アイデンティティ、独自性、自己同一性・・・？またまた、難しい話 になってきました。ここでも、僕はわかりやすく、「自分らしいとはニコニコしている時」と定義しましょう。友達と一緒にワイワイやっている時、恋人といる 時、趣味や好きなことをやっている時、僕たちはニコニコしています。この瞬間が自分らしい時だと思うのです。
日本には飯を食う為に起業する人はいない
飯を食うだけなら起業なんてしなくていいです。会社員 で十分です。この日本には飯を食う為に起業する人はいません。自分らしく生きる為にみんな起業するのです。私たちは自分らしく、イキイキ、ニコニコ、ドキ ドキ生きる為に起業という道を選びました。選ぼうとしています。
この話をある講演でしました。最前列に座っておられた50歳ぐらいの方が 質問の手を上げられて「吉田さんはそうおっしゃいますが、僕は飯を食う為に起業します。リストラされて、この年では再就職できないので起業を考えていま す」と発言されました。僕は、その方に、次のようにお答えしました。
「本音ですよね。でも、違います。僕が『日本には飯を食う為に起業す る人はいない』と大声で言っても、あなたは飯の為に起業すると言われる。他にもそう思っている方が多くおられると思う。でも、違います。あなたは食う為に 起業するのではないのです。何故なら、職種、業種を選ばなければ日本には職はあります。間違いなくあります。しかし、あなたは職業人として培ってきた経験 や技術や知識を生かして再就職しようと思うから、職がないのです。自分の30年を捨てられるなら、仕事はあります。しかし、捨てられないから、自分の経験 や技術や知識を生かして起業しようと思っておられる。そうではないですか？つまり、飯の為ではないです。その経験や技術や知識はあなたそのものです。自分 らしく生きたい。それが、あなたが起業という生き方を選ぼうとしている理由（わけ）です」
ね。飯を食う為じゃないですよね？
コーヒーブレイク
左手首が痛くて、湿布を貼って外出したら、これがどうなったのか？貼ったと ころに湿疹ができてそれが中途半端でなく痒いのです。湿疹はどんどん成長して水ぶくれになってしまいました。（泣）湿布の注意書を読むと「添付部を紫外線 にあてると光線過敏症をおこすことがあります。戸外に出るときは天候にかかわらず、濃い色の衣服、サポーターなどを着用し貼付部を紫外線にあてないでくだ さい」とちゃんと書いてありました。（笑）
取扱い説明書を見ないで使ったり、注意書を読まなかったり、組立説明書を見ないで組み立てたり、 それで、ちゃんと失敗します。（笑）人の話は聞かないとね。起業も同じです。
