起業の心得:Vol.08 必要なリソースを獲得するチカラ その1

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
今日はアントレプレナーシップの二つ目、「必要なリソースを獲得するチカラ」のお話をします。僕たちは起業するのに、そして、起業した事業を成長さすのに必要なリソース(資源)を持っていません。リソースを他人から獲得していくチカラが僕達には必要です。ビジネスプランとかアイデアがあってもこのチカラがないと事業は立ち上りません。

誰が持ってるのか?

 起業資源はどこにあるのか?誰が持っているのか?他人が持っていま す。お金は銀行に、商品はメーカーに、事務所はビルのオーナーが持っています。あなたは彼らに自分のビジネスや夢や思いを語って、賛同・応援・協力いただ かない限り事業は前には進みません。志です。この話は前回「志に投資する」ってとこで話しましたよね。なぜなら、僕達はアイデアや志、ビジョン以外に何も 持っていないからです。お金があれば、必要なリソースを買うことが出来ます。でも、僕たちには相手に与えるモノがありません。

 

テイク&ギブ

 たとえば僕がIT事業を起業するとします。ここにシステムエンジニアがいて、僕 は起業するのに彼の技術を必要としています。僕はお金持ちですから、(笑)彼の年収を聞いて、それ以上を出してヘッドハンティングします。「いくらとって るの?え、700万?わかった、800万出すから、一緒にやろう!」ってね。しかし、あなたは違うことを言います。なぜなら、あなたにはその800万がな いからです。あなたはこう言います。「いくらとってるの?700万!すげ~。やっぱ、すごいね。よし、そしたら・・・。1年間は無給でもなんとかなるよ ね。一緒にやろう!僕が君を雇うなんて水臭いことを言ってるのとは違うよ。一緒に経営するんや、一緒にやるんや、二人で成功して、二人で金持ちになろ う!」

 僕たちはリソースを獲得する為のギブ&テイクのギブを持ちません。まずはそのリソースを僕にください。成功してお返しし ます。起業はテイク&ギブなのです。

 

コーヒーブレイク

 50を 過ぎて、文章を書くのに「僕」はないやろ、もう、ええ年なんやから「私」でしょ。って思いながら「僕」っていまだに書いています。私で書くときもあるので すが、なんとかく、自分でないみたい、落ち着かない。やっぱり僕。いくつになったら「私」でしっくりくるのでしょうか?いつになったら大人になるのでしょ うか?伊井さんが「青猫家族輾転録」で同じことを書いておられます。やっぱり、みんな悩むんや(笑)女の子は「私」なんですが、発音が変わるらしいです。 「あたし」から「わたし」に・・・

NHKのブックレビューから

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