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誰が持ってるのか?
起業資源はどこにあるのか?誰が持っているのか?他人が持っていま す。お金は銀行に、商品はメーカーに、事務所はビルのオーナーが持っています。あなたは彼らに自分のビジネスや夢や思いを語って、賛同・応援・協力いただ かない限り事業は前には進みません。志です。この話は前回「志に投資する」ってとこで話しましたよね。なぜなら、僕達はアイデアや志、ビジョン以外に何も 持っていないからです。お金があれば、必要なリソースを買うことが出来ます。でも、僕たちには相手に与えるモノがありません。
テイク&ギブ
たとえば僕がIT事業を起業するとします。ここにシステムエンジニアがいて、僕 は起業するのに彼の技術を必要としています。僕はお金持ちですから、(笑)彼の年収を聞いて、それ以上を出してヘッドハンティングします。「いくらとって るの?え、700万?わかった、800万出すから、一緒にやろう!」ってね。しかし、あなたは違うことを言います。なぜなら、あなたにはその800万がな いからです。あなたはこう言います。「いくらとってるの?700万!すげ~。やっぱ、すごいね。よし、そしたら・・・。1年間は無給でもなんとかなるよ ね。一緒にやろう!僕が君を雇うなんて水臭いことを言ってるのとは違うよ。一緒に経営するんや、一緒にやるんや、二人で成功して、二人で金持ちになろ う!」
僕たちはリソースを獲得する為のギブ&テイクのギブを持ちません。まずはそのリソースを僕にください。成功してお返しし ます。起業はテイク&ギブなのです。
コーヒーブレイク
50を 過ぎて、文章を書くのに「僕」はないやろ、もう、ええ年なんやから「私」でしょ。って思いながら「僕」っていまだに書いています。私で書くときもあるので すが、なんとかく、自分でないみたい、落ち着かない。やっぱり僕。いくつになったら「私」でしっくりくるのでしょうか?いつになったら大人になるのでしょ うか?伊井さんが「青猫家族輾転録」で同じことを書いておられます。やっぱり、みんな悩むんや(笑)女の子は「私」なんですが、発音が変わるらしいです。 「あたし」から「わたし」に・・・
NHKのブックレビューから