社長にインタビュー
今回は、「オーダーメイド留学」と言う、その人に合わせた留学を提供している、有限会社トラベシアの平川 理恵さんにお話を聞きました。
有限会社トラべシア
代表 平川 理恵
HP : http://www.ryugaku-toshokan.co.jp/
<川崎>事業内容を教えてください。
<平川>その人にあったオーダーメイド留学と、留学前の英語力アップのための英語教室を行っています。これまで3~80歳の留学カウンセリングの実績があります。
<川崎>その事業をやろうと思ったきっかけは?
<平川>私自身の留学経験から、「オーダーメイド留学」が世の中に必要だと感じました。
私は、大学は国文専攻で、大の英語嫌いでした。それでも「英語を何とか克服して、インターナショナルな人になりたい」という思いが強かったです。仕事を通 じて英語の必要性を感じ、前職リクルートからの企業派遣で南カリフォルニア大学大学院(University of Southern California)に留学し経営学修士(MBA)を取得しました。MBAを取得したからって全員がウハウハ人生とは限らないということは行く前からわ かっていました。そのとき、その人のキャリアを考えた留学カウンセリングではなく、キャリアだけではなく人生を考えた留学カウンセリングが必要だと感じた のです。というのは、留学は人生に多大な影響を与えてくれるからです。国文卒の英語嫌いな私自身も、留学を体験したことでインターナショナルな視野を身に つけられたように思います。
<川崎>その人にあった留学とは?
<平川>例えば、以前、サービスをご利用頂いた70歳の方の場合、ご主人がお亡くなりになってがっくりしていた時、偶然私がシニア留学でNHKさんに取材を受けていたのをテレビで見て、「あ、留学もいいかな?」と思い留学を決意されたそうです。
実はこの方は、生まれてから一度も海外に行ったことがなかったのです。ご主人が、大の海外嫌いだったためだそうです。
当然、英語は女学校以来・・・お客様の状況を考慮し、留学図書館が下見を重ねてご用意させて頂いたホームステイ先は、この方と同じような境遇で、ご主人を 亡くされ子どもさんが独立している1人暮らしのシニア女性を選びました。結果、意気投合!これまで、6回も同じ学校・同じホームステイに留学しました。
「この歳になるまで、人種の違う外国人の人とこんなに仲良くなるなんて思ってもみなかった。そういう意味では、私にとって居場所ができました。」
今では、辞書なしで手紙や国際電話できるまで、英語力も伸びました。
<川崎>仕事と子育ての両立、秘訣は?
<平川>秘訣があったら教えてほしいです(笑)。
子どもと一緒に絵本を読んで9時に寝て、私だけ3時にノソノソ起きて仕事を始めます。
母に田舎から出てきてもらったり、シッターさんに来てもらったりで、何とか・・・という感じです。
<川崎>どのような社員と働きたいですか?現在募集していますか?
<平川>自 分の得意分野を持っている社員です。私は社員に本当に支えられて、恵まれているなあと感じています。それぞれ、オリジナリティを持っていて、それぞれの担 当分野でその人以上のものを発揮してくれています。何か問題が起こったら、「この問題を解決できるとしたら?」と質問を変えてみて、みんなの力で解決して いっています。
社員は、常に募集中です。