社長にインタビュー
今回はシニア向けのお洒落を応援する、マダムトモコの武石 麗子社長をご紹介します。
株式会社マダムトモコ
代表取締役社長 武石 麗子
HP :http://www.madametomo.jp/html/company.html?code=gcom073
<川崎>事業内容を教えてください。
<武石>骨粗しょう症な どにより、背中や腰の大きく曲がられた方のための婦人服の企画、製造、販売。販売はインターネット販売とカタログ販売の2本立てでBtoCのみで展開して おります。ネットはご家族からのアクセスが9割以上で売り上げ構成の2割くらいです。残りはカタログ販売です。
<川崎>起業の経緯は?
<武石>私の実母(現副社長)が加齢と骨粗しょう症のため腰や背中の丸くなった義母(私にとっては祖母)のために作った洋服をみて単純かつ明解に問題を解決している機能に感動し特許を出願したことです。
<川崎>資本金はどのように集めましたか?
<武石>家族で少しづつ持ち寄り、その後ドリームゲート大挑戦者祭の最終プレゼンで審査員であったGMOイン ターネット株式会社の代表取締役兼社長である熊谷 正寿氏からエンジェル出資を受けました。資本金ではないのですが、つい最近助成金申請の内定をいただきました。これでまた、開発資金ができました。
<川崎>将来の夢は?(会社&プライベート)
<武石>(会 社)背面が露呈する既存のパターンの洋服に悩むシニア女性のスタンダートブランドになることができるようになりたいです。背中や腰が丸くなっても、引きこ もることなく快活にシニアライフを送ることができるように、またアクティブシニアライフを提案できるような他社商品もご案内できるような楽しいカタログに したいと思っています。
(プライベート)子供たち(長男11歳、次男5歳)が曲がることなく成人してほしい。会社員である夫の収入を追い越したい。
<川崎>会社を運営する際に気をつけていることは?
<武石>在庫を抱えすぎない、品切れを起こさない、長期計画を立て随時修正すること。
お客様にリピーターになっていただけるようなラインナップ、カタログ構成、WEB制作を心がけています。需給バランスが本当に難しい。お客様のニーズをつかむことも本当に大変です。最後は自分の決定にすべて責任をもつことです。
<川崎>どのような仲間、社員と仕事をしたいですか?
<武石>洋裁スキルを持っている方や百貨店などでの接客スキルを持っている方、弊社のお客様はお悩みを抱えている方が多く、いろいろなお話をお伺いすることもお仕事 なので高齢者とのコミュニケーション能力も必要なのですが、スキルはないけれど私の事業コンセプトに真面目に取り組んで楽しいと思ってくれる方であれば一 緒にお仕事したいです。