起業して月収100万円をかなえる出版ブランディングとは?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: 生川 健一(なるかわ けんいち)

はじめまして。私は宮古島を拠点に出版社を経営し、主に「起業して売上をあげたい」という起業家、「事業を発展させたい」という中小企業経営者さんを「出版によるブランディング」でプロデュースしています。UTSUWA出版

まだ起業したばかりの起業家さん、中小企業経営者さんの中には、
「起業したからには月収100万円を達成したいが、売るスキルがない」
「そもそもどうしたら月収100万円を達成できるのか、イメージが湧かない」
と悩まれる方も多いのではないでしょうか?

もちろん、私自身も起業したての頃はそのひとりでした。
しかし「Amazonの仕組みを活用した出版」に着目したことで、私自身が「出版によるブランディング」で月収100万円を達成。その経験を活かし、これまで数々の経営者さんを出版によるブランディングでプロデュースし、「月収100万、200万円超え」「LINE登録者数5倍」などの成果に導いてきました。
今回は「出版ブランディングで、起業して月収100万円をかなえる方法」をお伝えします。

ブランディング出版で月収100万円は達成できる。

1.月収100万円を達成するための前提の考え方

「月収100万円」は起業成功の証として指標にされやすい数字ですが、具体的にこの金額を達成するイメージはできない方も多いのではないでしょうか。特に起業したばかりの方にとっては、イメージしづらい金額かもしれません。

しかし、世の中には月収100万円、さらにその何倍もの売上を達成している経営者さんは数多くいます。では、その多くの経営者さんは、どのようにして月収100万円を達成しているのでしょうか。

まずお金の稼ぎ方として私たちに馴染み深いのは「時給労働」です。

たとえば1時間あたり2000円の時給で月収100万円を達成しようとした場合、2000円×17時間×30日=102万円。1日のうち17時間を労働に費やし、30日間休みなく働き続ければ、月収100万円を達成することができます。

しかしこの働き方では、食事や移動時間を考慮すると1日の睡眠時間はたったの4時間。気合と根性で最初の1ヶ月はもしかしたら乗り切れるかもしれませんが、2ヶ月目以降は続けられないことは明らかです。時間を切り売りする労働で月収100万円を達成するのは、あまりにも非現実的であることがわかると思います。

私のクライアントさんのセラピストさんも、出版前は単価が数千円や数万円の商品しかなく、思ったように収入を上げられずにいました。しかし、出版と同時に20万円の高単価商品を作成して、出版した書籍がAmazonランキング1位を獲得したのちに、商品をリリースされました。すると、その1ヶ月以内に6件の成約を達成。出版後すぐに月収100万円を達成されました。

他にも、ずっとアロマ講師として活動されていた方が、そのノウハウを伝えるコンサルタントとして活動を開始される前にコンサルタントとしての書籍を出版されました。コンサルタントとしては実績がなかったものの、出版によるブランディングに成功し、月収100万円を達成されました。

以上からもおわかりの通り、月収100万円を達成するために必要なこと、それは「時間労働」から抜け出し、「高額コンテンツをつくり販売すること」なのです。

2.高額コンテンツを売るためには?

「月収100万円を達成するためには高額コンテンツを売ること」。

この事実がわかったところで次に多くの方がぶつかる問題は、「果たして自分に高額コンテンツを売ることが出来るのか?」という点。正確にいうと、「果たして自分は高額コンテンツを売るに値する人間なのか?」という不安感が、この問題が生じる原因かと思います。

実際、お客様は「この人には高額コンテンツを扱うほどの実績があるのか?」という点を見ています。私たちも家電ひとつ購入するときですら、「どこの会社が発売しているのか?」を調べたり他社商品と比較したり、ネットでくまなく検索してから購入に踏み切りますよね。

私たちが商品を購入する理由の大きな一つは、その商品が、「お金を出してでも購入する実績がある」と判断するからです。

同じように、起業したばかりの経営者さんが高額コンテンツを売りたい場合、「高額コンテンツを扱うほどの実績がある人」であることを、証明する必要があるのです。

たとえばあなたがスポーツ選手で、とあるスポーツトレーナーに仕事を依頼しようとしたとします。そのトレーナーと金額交渉をした時、「僕はイチロー選手の体を見ているので、契約金は年間500万円です」と言われたらどうでしょうか。「イチロー選手を見ている人なら、そのくらいの金額だろうな」と納得しますよね。

どんな商品やサービスも、実際に効果があるのかどうかは、使ってみないとわかりません。お客様が、効果があるのかわからない商品やサービスを買う際に判断基準としているのは、「この人は、この金額の商品を売れるほどの実績がある人なのか?」ということ。

つまり、商品を売る人の権威性やブランド力を見ているのです。

「出版」は、権威性やブランド力を強めるための「強力な手段」です。

たとえば先にあげた無形商品の代表格であるコンサルは、自分自身が商品と言っても過言ではありません。ですので、全くの無名の状態で売り出すのと、「出版をしていて、さらにAmazonランキングで上位を獲得している」という肩書きを背負って売り出すのとでは、どちらの方が成約率が高まるかは明らかですよね。

誰でも出版できる時代になってきたとはいえ、まだまだ出版はほど遠い話だと思っている方は多くいます。しかし実績があるだけで、お客様は「この人は本にできるほどのノウハウを持っているんだな」とイメージを持ちます。さらにAmazonランキング上位獲得という実績があれば、「この本には有益な情報が豊富に載っているから売れているんだな」と、本に対する信頼感がより強まります。

このように、出版をしてさらにAmazonランキングで上位を獲得という実績を持つことで「有益な情報を持っている方が提供するコンサルが高額なのは当然だ」というイメージをお客様に持ってもらうことができるのです。

もちろんイメージを持ってもらうだけでなく、中身を充実させることは必須です。

しかし世の中には、良い商品やサービスがあるのに伝わっていないというもったいない事例は山ほどあります。たとえば本来であれば30万円の価値があるのに、伝えられていないが故に、10万円の価値にしか見られていない商品などもたくさんあるのです。

ご自身の価値と、世の中の認識とのギャップを埋めていくこと。

出版ブランディングは、そのための「手段」なのです。

3.出版でブランディングするコツ

ここで、出版によりブランディングするコツをお伝えします。

それは「1冊読んだだけでファンになる」流れを、本の中で作り出すこと。具体的には、「理想を見せる」「問題提起する」「読者の常識を否定する」「メインメッセージ」「お客様の声」という構成を組むことです。

同じ内容でも、構成を変えるだけで本が与える印象はガラッと変わります。ご自身の価値を最大限伝えられる構成にすることで、「著者さんのことを全く知らない人も、最後まで読めば気づいたらファンになっている」流れをつくることができるのです。

実は、同じような構成は商品やサービスの購入を促すWebサイトのランディングページにも使われています。たとえば、本の巻末にご自身のコンテンツのランディングページのURLQRコードを載せることで、「本を読んでファンになった状態」と同じ流れで「コンテンツのファンになってもらう」ことができるので、成約率がグッとあがるのです。

冒頭に紹介した「月収200万円超え」をした著者さんは、実際この方法を用いて書籍からコンテンツが売れました。

出版によるブランディングは、大きな可能性を秘めた手段なのです。

出版のハードルは高くない

1.ライティングができなくても出版できる

出版という手段を使うことで、

  • 自分のファンを増やすことができる
  • ブランド力をつけてサービスを売りやすくすることができる

ことはお分かりいただけたかと思います。

しかし、

「自分の想いを言葉で表現したり、文章を書くのが苦手……
「そもそも、仕事が忙しくて文章を書く時間なんてとれない……

出版に興味はあるが、現実的に難しいと感じる経営者さんは多いのではないでしょうか。

特に起業したばかりの経営者さんは、自分一人でやらなければいけない仕事が多いので、時間は何よりも貴重なもの。一から文章を考えて、書き起こして、修正して……という状態では時間が足りません。

しかし、出版するからといって自分で書かなくても良いのです。書き起こしだけであればクラウドソーシングサービスに外注するという手段もあります。また出版社によっては、ライターさんにヒアリング、書き起こし、文章化をしてもらい、本人は話すだけで本が出来上がる仕組みが整っている出版社もあります。

自分で書かなくても、出版することは可能です。

もしも、「時間がない」「文章能力がない」という理由で出版を諦めている方がいましたら、解決する手段はすでにあると、お気づきいただけたらと思います。

2.活用次第で、出版は投資になる

もちろん出版するにあたって費用はかかります。しかし先にお伝えした通り、出版という手段を活用することで、自身の高額サービスが売れる可能性は格段に上がるのです。

具体的な活用方法としては、

  • 本を携えてセミナーを毎月行う
  • 出版記念講演会を行う

など、どんな業界の方でも「出版」を活用する方法はいくつでもあります。
特に講演家さんなど話す機会の多い方にとって「出版」はとても相性の良い手段です。実際、お仕事の依頼が増えた事例も数多くあります。
出版した後、自身の高額コンテンツが売れるようにプロモーションをしたり、導線を整えることで、ただお金を払って出版する機会を得るだけではなく、きちんと投資として活用できるのです。

さらにいうと、出版費用として多くを占めているのは、書店流通のための印刷費と流通費用です。電子書籍やオンデマンドの紙書籍出版(POD出版)、オーディブル書籍が主流になってきた今、書店流通をさせなくても全国に書籍を届けることが可能です。
出版社の中には、「書店流通なし」「完全受注生産で在庫を抱えない」など費用負担を限りなく抑えた出版社もあり、弊社もそのうちの一社です。出版の費用は抑えることができるという視点を持ち、出版社選びの参考にしていただけたらと思います。

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最後に

ここまで「起業して月収100万円をかなえるブランディング出版」の方法を述べてきました。まとめると、月収100万円をかなえるために必要なステップは、

  1. 高額コンテンツを持つ
  2. 「出版」という手段を使って、高額コンテンツを売るに値するブランド力をつける
  3. 出版後、講演会やセミナーなど高額コンテンツにつなげるプロモーションをする

の3つです。

これらのステップを踏むことで、月収100万円は実現できます。
「出版」によってあなた自身の価値を正しく世の中に発信することで、本を読んだ方の問い合わせから成約に繋がったり、思わぬところから依頼が舞い込んだりと、ご自身だけの力では成し得なかった結果を生むことのできる可能性が高まるのです。

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執筆者プロフィール:
ドリームゲートアドバイザー生川 健一

高校教師、インターネットラジオでのプロデューサーなどを経て、現在は出版を通じたビジネスプロデューサーとして活躍されている生川アドバイザー。これまでに手がけた書籍はAmazonランキング250部門以上で1位を獲得しています。
朗らかで聡明なお人柄で起業家の才能を引き出し、成功へと導いてくれる存在となるでしょう。

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