起業の心得:ゲンイチ第18回 始める自由と辞める自由。

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

前号のご挨拶では入学(入社)ウキウキのお話でしたが、入学するにはその前に卒業しないといけません。中退というのもありますが…(笑)。人生とか仕事には決まった卒業がないので、辞める時期は自分で決めます。でも、これってすごく贅沢なことなんですよね。辞める自由があるってことは。そして、自分で決められるってことは。

辞める自由もそうですが、始める自由はすべての人に与えられています。だからこそですが、それが皆に与えられた自由だなんて、みんな忘れています。しかし、辞める自由は皆にあたられている訳ではありません。辞める自由とはいつでも自分の意思で辞められるってことですから、続けることも自由です。僕は30代に事業を整理していますから、それがよく分かるのですが、やりたくても辞めなければならない。やりたくても自分にその力がない。辞めるしか選択肢がない。世の中にはこんな不自由がいっぱいです。自分で辞めることを決められるって状況は、事業がうまく行っていることを指すんだと思います。

もう一つ、始めるときから辞めることを決めておくという手もあります。僕の場合はほとんどがプロジェクトなんで、始める時から終わることが決まっています。つまり、始める自由と辞める自由をセットにしている訳です。これって、贅沢の極みかな?

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