立場と機能、この二つを認識したのはサラリーマンの時、20代の後半でした。会議の席で事業部長が激怒したのです。誰かが「それは部長の立場では…」みたいな発言をしたのですが、その「立場」って言葉にその部長が反応しました。「僕は立場で仕事をしたことはない。僕は事業部長という機能で仕事をしている。云々」確か、当時40代後半やったと思うのですが、その部長がめっちゃカッコよかったです。「立場で仕事をしない、機能で仕事をする」意味もよくわからないのにカッコよかったです。(笑)会議の後、同僚達と「立場と機能」ってなんやろ?って話し合いましたがよくわかりませんでした。ただ、立場は「守る」って言うけど、機能は「果たす」だとか、立場は「変わる」けど機能は「変わらない」とか、立場は「属人的」なのに対して機能は「役割的」とかいろいろ考えました。
この年になってもよくわからないのですが、言うことが変わって、それが保身的でその言い訳が「立場が変わったから」ではカッコ悪いですよね。なんか、鳥と言ったり動物って言ったりするイソップのコウモリみたいですよね。
「唯一普遍なことは変わり続けること」と言ったのはCCGグループの北田社長ですが、世の中には変わってはあかんこともあるんですよね。北田さんとこもそうですが、理念や方針、何が大切かってことは変わらないですよね。この会社がどこを目指すのかっていうビジョンも変わらないです。北田さんは「選ばれる存在であるために」って言い続けています。でも、そこに到達する為の方法、道筋は日々変わります。変化し続けます。
(CCGグループ http://www.ccg.co.jp/)