起業の心得:ゲンイチ第49回 カッコイイ

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

先週の日曜日、大学生君たちが主催した交流会に行ってきました。30人ぐらいの参加でした。テーマは「自分らしく生きる」でした。でも、この自分らしく生きる為には「自分らしさ」を見つけないといけないのですがこれが難しい。ひょっとすると人生って自分らしさ発見の旅かもしれませんよね。そして、見つけられなくて、死んでいくのかも?(笑)
若い頃は自分らしいの前に自分の好みもわからないのが普通です。「らしい」という軸がないから外に対しての評価も定まらないのかも。若い頃って、昨日まで好きって思っていたことが今日は嫌いになっていたりしますよね。自分の好きと嫌いがわからないのに「自分らしい」なんて程遠いです。自分らしさを見つける為に「カッコイイ」を使ってみてはどう?ってみんなに提案してきました。最近、カッコイイって思ったこと、感じたことを上げてみてください。人でもモノでもコトでもなんでもいいです。僕らは意識していませんが、一人一人カッコイイのモノサシを持っていて、このモノサシで人やらモノやらを計っているようです。この日もいろんなカッコイイがでました。「カッシーナの椅子がカッコイイ」「街頭で募金をしていたおじさんがカッコよかった」「およばれしたパーティーの主催者がカッコよかった」「歴史に名を残す人がカッコイイ」「就職サークルを立ち上げた自分がカッコよかった」
私達は自分が思うカッコイイにあこがれています。そして、自分もそうありたいと思っています。つまり、このカッコイイの向こうに自分らしさのヒントがあるのかも知れません。向こう側というのは「何故?そのことをカッコイイと思ったか?」です。何故?カッシーナの椅子がカッコイイのか?デティールなのか、素材なのか、シンプルがカッコイイのか?カッシーナというブランドの物語がカッコイイのか?そこを探ってください。何故?歴史に名を残す人がカッコイイのか?それを言った学生の答えは「偉人」やからでした。それなら「偉人」は何故カッコイイのか?答えは「誰も成しえてないことをしたから」このようにその向こう側を探索するとそこにカッコイイの本質がありそうです。
「自分らしく生きる」とは「らしさ探し」と、「らしく」生きようとする自分との戦いなんですね。きっと。

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