起業の心得:ゲンイチ第51回 SOHOからIPO…

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

先週、大阪でカンデジ(関西SOHOデジタルコンテンツ事業協同組合)のイベントに参加してきました。ドリームゲートでもお世話になっているネットエイジの西川社長に基調講演いただいて、その後のパネルディスカッションに僕も参加してきました。このカンデジですが、平成11年に塩見理事長の元、共同受注型の事業協同組合として設立しています。僕も発起人の一人として参加させてもらいました。今の理事長は津田さん、僕が3代目で彼が4代目になります。組合員は60人ぐらいなのかな~?部会が3つあって、IT系のコンサルタントのコンサル部会、プログラマーやシステムエンジニアがいるソフトウェア部会、デザイナーやディレクターが中心のクリエイティブ部会です。
この世界、5年も経つと様変わりですよね。当然、中心メンバーも変わり活動の方向性も変わってきました。今年のイベントテーマはIPOです。SOHOからIPO(株式公開)…。それもあって、基調講演に西川社長をお願いしたようです。要は成長志向を持とう!!ってことなんですが、ひょっとすると景気が少しは回復してきたのかも知れません。
設立当初、SOHOとベンチャーは違うっていう議論が盛んでした。こんな風です(笑)。「確かにSOHOからベンチャーに成長するように見えるが、それは違う。SOHOはライフスタイルでそのスタイルに事業の拡大はない。ベンチャーの最初は小さなベンチャー企業であってSOHOではないのだ~~」なんてね。(笑)
当時はネットベンチャー華やかしき頃、ネットバブルの全盛期です。大学の部活みたいにアパートで寝起きしてやってた連中が、突然に株式公開していきましたから、そのような議論になったんだと思います。つまり、個人事業主にも思いさえあれば公開企業を目指すことができたということです。その感覚が戻ってきたように思います。だから、カンデジのイベントも成長志向になってきたと思うのですが…。違うかな?組合員やのに「思う」なんて言ってたら叱られるかな?
会場は僕の古巣の大阪産業創造館。なつかしの産創館4Fホールで、一日楽しんだ吉田でした。

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