起業の心得:ゲンイチ第61回 プレゼンテーションのツボ

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

先週、今週とエリア挑戦者祭や三重県のベンチャーサロンでいろんなプレゼンテーションを聞く機会に恵まれました。プランがいいのに、プレゼンがイマイチだと、見てても残念で、本当に「もったいないな~」って思ってしまいます。そこで、プレゼンのツボをいくつかご披露します。これは吉田のノウハウなんで、ココだけの話ですよ。ヒ・ミ・ツ

まず、プレゼンには目的があります。1.コンテストなら優勝すること。2. マッチングなら、必要な資源、ヒト、モノ、カネ、設備、技術、ノウハウ(know how)、ノウフー(know who)などを獲得することですよね。ビジネスの世界では圧倒的に 2.が多いと思います。つまり、自分の事業や商品やサービスがどんなにすばらしいかを伝えるのが目的ではないです。キッパリ。目的は必要なリソースを獲得することです。その手段として、どんなにすばらしい事業かを説明する訳です。そして、このすばらしい事業を実現するには、今、解決しなければならない経営課題があって、これを解決するにはある資源が必要。この資源をあなたが持っている。協力して欲しい。このようなストーリーを作ります。

ところが、ほとんどのビジネス・プレゼンテーションはどんなにすばらしいかを伝えるにとどまっています。そんなにすばらしかったら、後は実行するだけ、どうぞ、やってください。ってことになってしまいます。お手伝いすることないよね。って思うのはひねくれ者の僕だけでしょうか?(笑)あとここからがツボですが、

1.資料を棒読みしない。

2.資料を配らない。あなたのプレゼンを聞かないで資料を見出す。相手は分かったつもりになってプレゼンを聞かない。

3.お客様に尻をみせて、パワポに向かってプレゼンしたらダメ。

4.最初から、「ごめんなさい」はダメ。終わってからの「ごめんなさい」もダメ。よく「風邪を引いてるので、お聞き苦しい」とか、「取り留めのない話で…失礼しました」とかはじめと終わりに謝る人がいるが謝るのはダメ。全力を尽くす、常に最高を目指すのが、プレゼンの心構え。

5.座ってプレゼンなんてありえない。頭のてっぺんから足の先まで使えるもんはなんでも使うこと。

6.言葉癖を消す。「あ~」とか「え~」とか、それが気になって本題が頭に入ってこない。

7.ちゃんとお客様を見て、お客様に語りかける。全体に目配せする。

8.質問の落とし穴を作る。質問して欲しいところを質問させる。

9.最初につかむ。元気と笑顔で登場する。

10.3分のプレゼンには1時間準備がいるが、1時間のプレゼンは3分の準備でできる。

 

まだまだ、あるけど…今日はこれぐらいにしておきます。(笑)

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