起業の心得:ゲンイチ第64回 出会いには最初がいる

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

先週は出会いについて書きました。そうしたら、いろいろ、ご感想やら、お便りをいただいたので今週はその続編です。
51歳の誕生日、22日に宇都宮で講演してきました。宇都宮市と宇都宮ベンチャーズの共催のイベントでした。「ネットワークが大切です。ネットワークとは無形資産でバランスシートには載らないけど、一番大切な資産です。ネットワークとは信頼とか信用って呼ばれる価値の連鎖です。だから、どこかにダメージを与えると次々に連鎖して壊れていきます。」なんて話していました。
出会いは人生を変えますが、そのためには人に会わないといけません。ネットワークは量と質、両方必要です。量がないと質も高まらないです。だから、効率よく質の高い人に数少なく会って、人生いい方向に変えたいって思ってもそんなにうまくは行きません。それと、社会的に地位の高い人に会えたからって、記念写真が増えるだけで、人生は変わりません。それといい出会いを見つけるためだけではなく、いろんな人に会うことは人を見る目を養い、自分のキャパを広げてくれます。
「あんなヤツ見たことない」って言う人がいますが、「『見たことない』ってあなたは何人の人を見たこと、あるのですか?」って言いたくなります。初めて会うタイプの人を否定するのではなくて、受け入れることで自分のキャパを広げることができます。きっと、人格者とか大物って言われる人は人を受け入れるキャパの大きい人のことを言うのだと思います。
だから、まずは自分を鍛えるためにも多くの人と会います。友達が僕のことを揶揄して、「交流会で名刺ばっかり集めてどうなるの?交流会で手裏剣みたいに名刺を投げて、名刺集めても顔も仕事の内容も覚えられないしただ、名刺が集まるだけでしょ。意味あるの?」って言います。でも、出会いには最初があって、2回目がある。2回目があって3回目が… つまり、最初がないと始まらない。この手裏剣が最初になるなら、まさしく、出会い、大いなる出会いです。地球上にいる50億人以上の中でこの時、この場を共有するのは奇跡に近い出会いです。その出会いを活かすためには一言だけでも、挨拶だけでも、名刺交換だけでも、それが出会いです。どこにチャンスがあるかわからないです。

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