御手洗 毅(1901年 – 1984年)
キヤノン創業メンバーの1人。本業は産婦人科医であったが、日本に精密工業が確立されていない実情に危機感を抱き経営に参画。社長に就任してからは、当時世界最高峰のカメラであった「ライカ」に追いつけ追い越せと高級カメラの開発に邁進、世界に冠たる「メイド・イン・ジャパン」のカメラの評価を確立し、輸出大国の礎を築いた。一方、「実力主義」「健康第一主義」「新家族主義」を掲げ、日本で初めて週休2日制度を導入するなど、数々の経営革新を実践。企業体質にもメスを入れ続けた名経営者だった。
エピソード 1:社長就任 | エピソード 2:アメリカ市場開拓 | ||
エピソード 3:身障者のための製品開発 | 年表 |