安藤 百福(1910年 – 2007年)
日清食品創業者。「チキンラーメン」を開発し、世界で初めてインスタントラーメンの商品化に成功。どんぶりに入れてお湯を注ぐだけで食べられることで、瞬く間に市場を席巻、日本人の国民食となる。さらに、「カップヌードル」を開発、アメリカをはじめ世界各国に普及させ、地球規模の新しい食文化をつくりあげた。また、日清食品は宇宙食ラーメン「スペース・ラム」を開発し、スペースシャトル「ディスカバリー」に持ち込まれ、その存在はついに宇宙にまで広がる。米タイム誌は、アジア版60周年記念特集「60年間のアジアの英雄」において、「食の革新者」としての功績により、日本人13人の一人として選出。死去の4日後、米ニューヨーク・タイムズ紙は、社説で「ミスターヌードルに感謝」という見出しを立て、インスタントラーメン開発の業績により「安藤氏は人類の進歩の殿堂内に不朽の地位を占めた」と絶賛した。
エピソード1:チキンラーメンの開発 | エピソード2:類似商品問題への対処 | ||
エピソード3:『カップヌードル』の開発と普及活動 | 年表 |