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起業のきっかけ
「新卒から住友電工に入社し、上司にパソコンを教えるうちに
『この分野なら戦える』という実感を持ちました。
インターネットビジネスにも興味を持ち、退社後しばらくは個人で
パソコンの家庭教師やＳＯＨＯの事業者を束ねて単純作業の請負を
行っていましたが、事業が軌道に乗ってくると業務を管理する
システムが必要になってきました。」
自らシステム開発していく中で技術力を高めつつ、ＷＥＢサイト制作を行うために同社を設立し、しだいにシステム開発の受注案件も増加。
起業時からドリームゲートはよく利用したとのこと。
そのような中で、しだいに自社の特色を打ち出したいと思うようになる。
システム開発は、 たとえ同じものを作るのにしても、システム開発会社によって金額が大きく異なる。
そこを標準化する意味合いと、苦労して開発したプログラムを再販したいが、
なかなか販売に必要な営業力をそろえることができないシステム開発会社の
ニーズを満たせないかと考える。
そこで、受発注システムや予約管理システムな どシステム開発会社が
以前から蓄積してきたノウハウやプログラムを製品化し、ウェブサイト上に公開のうえ
デモ利用もできる状態で販売する「ウェブシェア」 事業を始めた。
これによりシステムを発注する企業としても一から開発するよりも低価格、かつ短納期で
システム導入が可能になるし、システムがあまりわから ない人にでもわかりやすく価値を
伝えることができるようになった。
事業と将来の夢や展望
「もともと友 人や知り合いなど仲のよい人たちが集まってできあがった会社なので社員との関係もよく、
ストレスもたまりません。きちんと締めるところは締めていくようにしています。
創業メンバーももともとは友人だか、社長をきちんと立ててくれますし、
必要なときにはきちんと注意してもらえる関係ができています。
現在の懸念材料として、営業スタイルが社長のトップ営業に頼りすぎているところがあります。
営業組織を構築したり、ウェブを主体とした営業を強化しています。
システム開発業界の受発注方法についても、すべての開発について一から開発するのではなく、
すでにできあがった基本パーツを基にシステムを組み上げていく方法に変えていきたいと考えています。
将来的には、楽天やヤフーのような企業のシステム構築を引き受けるのが夢です。」
起業家プロフィール
福岡県北九州市生まれ
小倉東高校卒業
福岡工業大学卒業後住友電気工業勤務
個人事業2年を経て起業
| 企業名 | 株式会社リアファクトリー |
|---|---|
| 代表者名 | 尾家健二 |
| 設立日 | 2003/07/31 |
| url | http://www.riafactory.com |
