映画館「宮崎キネマ館」の運営 / NPO法人宮崎文化本舗

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

石田達也さん

石田達也 Tatsuya Ishida

NPO法人宮崎文化本舗/理事長兼事務局長/宮崎県宮崎市

事業内容: 映画館「宮崎キネマ館」の運営を中心に、
同館を拠点とした市民活動の事務局代行。
文化、芸術、福祉、教育、環境など請け負う活動は多彩
プロフィール: 1963年、宮崎県生まれ。
高校卒業後、アメリカの大学へ留学。
帰国後の83年、自宅の一室で英会話教室を開講。
86年に親戚が所有するビルのテナントを利用して、
何か事業をしないかと持ちかけられる。
そこで喫茶店を開業するが、95年に「宮崎映画祭」を主催したことを機に、
閉店。地元の映画館で3年間働く。
00年10月、NPO法人を設立した
趣味: 仕事(趣味が仕事になったので)
好きな言葉: 「我以外、皆、師なり」
連絡先: http://www.bunkahonpo.or.jp

 

「喜・楽」
何 といっても、映画を見た観客が感動したり、爆笑したりして、喜んでいるのを見るのが喜びです。僕は自分ところの映画館であまり面白くない映画を上映してい る時は、お客さんに「今回の面白い?」と聞かれたら「うちのより、あそこの映画館でやってるヤツのほうが面白いよ」と正直に言っちゃいます。映画を見て、 満足して、喜んでほしいですから。

 

「怒・哀」
NPO 法人として活動していて感じる話ですが、行政が行っている事業をNPO 法人に委託するという風潮がありますよね。でも、何でもかんでもNPOに任せればいいってもんじゃないだろう、と。「NPOに事業委託すること=市民の意 見を取り入れている」と思い込んでいるふしがあるというか。うちでも行政の事業を受けることはしょっちゅうですが、ほかの団体よりもうちのほうが良いこと やるよ、という自信のある事業しか受けないようにしていますね。

 

「開業資金」 約4000万円

親戚中からかき集めたのが約1500万円、国民生活金融公庫から2000万円、労金(全国労働金庫労働組合連合会)から500万円をそれぞれ借り入れました。そのほか、NPO法人の社員や協力者からも出資を受けてます。

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