二輪車専門のプラモデル、関連するフィギュアの販売 / (有)西南堂

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

尾崎 泰雄さん

尾崎泰雄 Yasuo Ozaki

(有)西南堂/代表取締役/東京都新宿区

事業内容:

二輪車専門のプラモデル、完成品モデル、関連するフィギュアの販売
プロフィール:

東京都生まれ。大日本印刷に入社、後にグループのイベント会社に異動。
ホンダの担当になったのをきっかけに、乗るバイクも原付から中型、大型へ。
02年9月、退社。翌年1月、バイク模型専門店をオープン。
弦楽器も好きで、定款にはちゃっかり「弦楽器製造・販売」も

趣味: バイクに乗ること、弦楽器の収集(津軽三味線・ウクレレほか)
好きな言葉: 「テキトー」あるいは「テーゲー」(沖縄の方言で、適当の意)
連絡先: http://www.seinando.com
「喜・楽」
「バイクが好きな人のための模型ミニチュア店」をコンセプトにして開店したが、
お客さんがそれを理解してくれてバイク好きの輪が広がっている。
バイクの話を始 めるとお互いに止まらないで、カウンターをはさんで3時間という記録もあり。

嬉しかったのは、日本でも数少ない(確か当店を含めて2店)バイク模型専門店ということで、
今 まで探していたモデルを当店で見つけて、喜んでいるお客さんを見た時。

また、ひとりでいるので店で必要な物を全部自分で決めて自分でつくったり、
楽器の演 奏をしたり、やりたい放題やっていること。
模型をつくったり、バイクのミニチュアを集めることは趣味であっただけに、
商売となると満足感と喪失感とが入り 混じった複雑な心境。

「怒・哀」

仕入れの事とかよく調べないで突入してしまったため、最初の頃は商品が思うように手に入らなかったこと。
あと、日本のメーカーが本気を出したらもっと良い製 品が出来るはずだが、
コストの問題からなかなか腰を上げられない事情もあり、早く「技術立国・日本」の復活を祈るばかり。
いずれも「怒」というより 「願」。

あと、会社員時代は基本的に土日が休みで各種イベント、特にコンサートやライブ、
それともちろんモトGPなどレース観戦などに出かけられたが、今 は月曜日が定休日のため
そういったイベントに行けないこと。
お客さんが来てくれるのは嬉しいけどやっぱり「受け」、どこにでも出かけていくという「攻め」 が発揮できない。

「開業資金」

1000万円

ズ バリ「退職金と貯蓄」。
内訳は、まず資本金500万円で有限会社設立。
物件の保証金、内装什器で約200万円。
その他什器備品で50万円、仕入れは当初 300万円位だったが、
最初の1年はかなり持ち出しで仕入れの充実を図った。
結局、当初計画していたモノを実現するには最低1000万円は必要なんだと感 じた。
継続は苦しいながらも、運転資金その他、持ち出しはあっても借り入れは一切なし
(ひとりなので従業員に給料を払う必要もないから、それだけでも 楽)。

起業、経営ノウハウが詰まったツールのすべてが、
ここにあります。

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