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安全でおいしい野菜をつくり 農業の持つ可能性を さらに追求していきたい 有機栽培で野菜をつくる団体、「三つ豆」が生まれたのは2005年の1月。 - 目次 - 分かりやすく人の役にたてる仕事が農業だった
「芽が出たときが、いちばんうれしい瞬間かな。まるで、自分の子どもみたい」 三つ豆は、山木さん、和田さん、鈴木さんの3人からなる若手農業者団体だ。農業で独立したのは縁だと3人はいう。 「環境問題に興味があって、バイオシステムの研究をしていたんですが、そ れって直接的に人の役に立つ仕事にはならないんですよね。 そして、有機や特別栽培を実践している生産者連合(出荷会社)の就農研修へと参加する。 その研修に同じく参加していたのが和田さんだ。 「農業で独立したい」その意思が縁を引き寄せた
「農業で独立したい」という思いを胸に、出会った3人は三つ豆を立ち上げる。 「資金面などもあり、すぐには営農できない。だから、有機でつくっている先輩方の余っている野菜を営業しようと考えていました。将来に向けて、その経験は必ず役に立つはずだと。でも、研修先の師匠が、 まさに縁である。 しかし、その縁を引き寄せたのは、まぎれもなく彼らたちの意思であり、行動力だといえるだろう。 生命力のある野菜をつくり、農の楽しみを提供する
現在は、 3人の夢は大きい。 山木さんはいう。 では、鈴木さんは? もちろん足元もきちんと見ている。 「でも今は、まず基盤づくり。諸先輩方と同じレベルで出荷ができるようになることが当面の目標です」 (※)CSA=コミュニティ支援農業。community supported agricultureの略。地域の消費者が直接会員となり、年会費として前払いで一年分の農産物を買い上げるシステム |
生命力のある、安全でおいしい野菜 / 農業者団体「三つ豆」(ミツマメ)
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