自宅で眠っている”飲まないお酒”を、高額買取してくれる専門店が登場!

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: 室賀 文治

月間の買取り本数が2,000本を突破!
自宅で眠っているお酒を高額買取。もちろん全国対応!
展開している事業内容・特徴

sakekaitori1誰かからプレゼントされたお酒。喜んで飲みたいが、自分が普段飲まない種類や苦手な種類のお酒だった場合、手をつけないまま長年放置してしまうケースはないだろうか。そのようなお酒が家に貯まっているという人は少なくないと思う。実際、筆者の家のリビングにも洋酒が飾ってある。それなりに高い洋酒なのだが、もっぱらビール党の私にとっては飲まずに置いてあるだけ……。

そのような時にぜひチェックしてほしいサービスを紹介しよう。株式会社ファイブニーズが運営する「お酒買取専門店ファイブニーズ」だ。

利用の仕方はとても簡単。眠っているお酒の種類(ワイン/ブランデー/ウィスキーなど)を選択し、お酒の名前、容量、状態などを書き込む。続いて自分の連絡先を明記して送信するだけ。

通常24時間以内にお店から買取価格の相場が電話かメールで届き、その価格に納得すれば、買い取ってもらうという仕組みだ。買取については、お店での店頭買取(現在は東京に2店舗)、「無料の宅配キット」で配送するだけの“宅配買取”、あるいは東京23区、関東近郊のみ対応の“出張買取”の3種類がある。配送料金はもちろん、配送後のキャンセルなどにかかる費用もすべて負担という徹底したサービスぶりだ。2012年11月現在では月間の買取り本数が2,000本を突破しており業界トップの実績を誇っている

リビングの棚に埃のかぶった洋酒が並んでいるのであれば、ぜひ一度は査定をしてみてはいかがだろうか。いうまでもないが査定も無料である。

「お酒買取専門店ファイブニーズ」は、高額買取をウリにしているが、これには理由がある。同社は、飲食店や頻繁にお酒を購入する事業者とつながりがあり、強力な販路を持っている。そのため、ほかの酒類買取サービスと比較して、売れ残りが少ないのだ。

また、「お酒買取専門店ファイブニーズ」で買取ったお酒は、同社のWebサイト「お酒販売専門店ファイブニーズ」でも販売されている。希少なボトルに入ったコレクターズアイテムや年代モノの良酒などの掘り出し物が多数出品されている。思わぬ良品にめぐり合えるかもしれない。

Webでの販売形式はオークションスタイルとなっており、多くのお酒が出品されている。中には1円スタートの商品もあり、筆者がチェックした時点では、かの高級ブランデーである「ルイ13世』も1円スタートだった。いやがうえにも熱くなってしまう。

買取商品でも未開封なら新品同様。そんなお酒を専門とした買取業者が存在しなかった
ビジネスアイデア発想のきっかけ

sakekaitori2株式会社ファイブニーズの岡崎雅弘社長は、大学卒業後に某不動産ベンチャー企業に就職し、その後、ネット型リサイクルショップの運営を行うリユースベンチャーを知人らと起業。なんと、岡崎氏はその企業を年商5億円超の規模に成長させたのだ。その後、酒類を専門に扱う買取業者が存在しないことに注目し、2011年7月に株式会社ファイブニーズを設立した。

岡崎氏は「お酒は未開封であれば買取商品でも保存状態によっては新品同様。なかにはワインのように年を重ねるほど価値が高まる商品もある。全国で仕入れる体制と販売の仕組みを構築してみたかった。ライバルが少ないのでナンバーワンになれると確信した」と自信満々に語る。

社名の「ファイブニーズ(Five Needs)」は、米国の心理学者アブラハム・マズロー(1908-1970)の提唱する「5つの欲求」に由来する。「生理的欲求」「安全の欲求」「所属と愛の欲求」「承認の欲求」という受動的な4つの欲求が満たされたとしても、人は自らの持つ能力や可能性に由来する「自己実現の欲求」を追及するという説だ。

株式会社ファイブニーズはこの説にのっとり、自己実現を求め、さらに高みを目指し成長し続けることを目標として業務に取り組む人材の集団であり、全員が目標を叶えることができる基盤となる会社を目指しているという。

さらに新たな事業を通じてお酒の文化を支えていきたい。
将来への展望

インタビューの中で感じたのは、岡崎氏が「お酒買取専門店ファイブニーズ」を運営する際に、常にお客のことを考えているということだ。特に、「お酒の買取サービスは一期一会の出会い。当店では、お客さまとお会いするこの一瞬を大切に思い、今できる最高のおもてなしを常に心がけています」という言葉から、岡崎氏が「ファイブニーズ」にかける思いの強さが伝わってきた。

そのために、常に酒販業界に身を置き、お酒の最新情報を取得し、顧客に提供できるものは何か? 喜んでもらえるサービスは何か?を日々模索しているそうだ。

現在、新規事業も準備段階にある。新規に飲食店を開業するオーナーの負担を減らす、さまざまな支援を行う「飲食店コンシェル」というサービスだ。

「常にお客様の期待を超えるサービスを提供したい。」そんな岡崎氏の熱い思いが、近い将来、日本のお酒文化に変化を起こすかもしれない。株式会社ファイブニーズの今後の活躍に期待したい。

株式会社ファイブニーズ
代表者:岡崎 雅弘 スタッフ数:9名
設立:2011年07月 URL:http://www.sakekaitori.com
事業内容:
「お酒買取専門店ファイブニーズ』「お酒販売専門店ファイブニーズ』の運営

当記事の内容は 2012/12/20 時点のもので、該当のサービス内容が変わっていたり、サービス自体が停止している場合もございますので、あらかじめご了承ください。

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