Vol.2 論より証拠 Facebookプロモーションの事例

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

上場企業から著名人・中小企業・飲食店まで手掛けるプロが語るFacebookプロモーションのコツ

 前回のコラムでは、FacebookプロモーションのコツについてAISCA(アイスカ)という方程式で解説させて頂きました。今回は、実際に私が手掛けた事例を紹介させていただきます。これから紹介する実例を通して、あなたのビジネスに役立つようなfacebookプロモーションのヒントがあれば幸いです。

■Facebookでファイン獲得 イベント5日間が毎日満席になった事例(飲食店)

 こちらの飲食店では、月々数万円を広告に使って定常的にファンを集め、メニュー紹介・来店されたお客様の紹介・キャンペーン情報などを発信されています。
https://www.facebook.com/mk.bieng

 弊社にて広告配信代行と投稿のアドバイス・サポートをしていますが、地域やつながりなど複数のパターンの広告を使うことで、10ヵ月でファン数630人以上と効率的にファンを集めています。また、チェックイン(自分の居場所を友達に共有する機能)をしてくれた人に割引やプレゼントなどの特典を用意することで、630回以上チェックインされ、その情報が友達に広がっています。

 特筆すべきは、このお店の1周年イベントをFacebookのみで告知したところ、イベント期間5日間が毎日満席になったことです。日頃のファンへの情報発信とコミュニケーション、店舗内でのスタッフによる紹介やポスターによる告知など、お客様とのコミュニケーションを店舗内と同じようにFacebook上でも行う、という姿勢で取り組まれている成果だと思います。

■Facebookで海外顧客を獲得 (ミュージシャン)

 海外の個人ユーザーに直接アプローチできる、ということもFacebookならではの特徴です。この事例として、Facebook上で楽曲配信されているミュージシャンを紹介します。
https://www.facebook.com/hondakoharu/app_178091127385

 ご自身の楽曲の方向性と近いミュージシャンを「いいね!」している人をターゲットに広告配信し、楽曲を試聴してもらい、ファンを集められています。アメリカや台湾といった地域にも広告配信し、世界の人に楽曲を聴いてもらっています。コメント欄では英語でやりとりするなど、海外ファンとのコミュニケーションも活発です。

 また、Facebook内にUstreamアプリを組み込み、スタジオからライブ中継を行うなど、実際にライブに来ることができない海外ファンの方にも見てもらえるような工夫をしています。これまでの音楽業界とは異なったアプローチで、認知拡大に取り組まれています。

 ミュージシャンやアーティスト、その他海外に向けて自社商品の認知拡大を行いたい方は、低コストで直接アプローチできるFacebook活用をおススメします。

■ファン参加型企画の成功例(ベッキー♪♯さん)

 ファンに参加してもらうことで関係構築を行える機能を活用した事例です。ベッキー♪♯さんの新曲プロモーションの一環として、クエスチョン機能を使ったテレビ連動企画を行いました。
https://www.facebook.com/questions/456045031089582/

 新曲CDに同封される3色のミサンガの中から一番好きな色をファンに選んでもらい、1位になった色をつけてテレビに出演する、という企画です。4,000人近くの方が投票に参加し、参加したファンの友達に企画が広がり、放送後はコメント欄でも反響も多くありました。

 認知度が高くファンが多い方なので、中小企業・店舗で同じ効果が出ることは無いと思いますが、新商品やサービス・新メニューを決める際にファンに投票してもらうなど、ファン参加型の企画を行うことで、「自分が選んだものが実際に商品化された」という体験を提供することができます。自分が選んだものなので愛着がわき、購入に近づくでしょう。

 他にもいろいろな事例があるのですが、クライアント名を明かせないものが多いので、もっと事例を知りたい・プロモーション施策について聞きたい方は、今西宛にご連絡ください。ドリームゲートの「オンライン相談」なら無料で相談を受け付けています。もちろん、直接会って話しが聞きたい方は、「面談」の申し込みも大歓迎。

■最後に

 どんなツールにおいても「やるだけで簡単に結果が出る」というようなことは無いと思います。Facebookにおいても同様で、注目度が高まっているため「魔法のツール」というようなイメージすら出回っているように思いますが、実は地道にコツコツと投稿・コミュニケーションを行うことで結果が出るツールです。

 ただ、1日中パソコンの前でやらなければいけないかというと、もちろんそんなことは無く、運用方法を最初に決めて習慣化できれば1日10分ほどしかかかりません。

 1日10分と毎月少額の費用で、認知拡大とファン作り、そして中長期的にファンとの関係構築ができるというのは、潤沢な広告費が使える大企業よりむしろベンチャーや中小企業にとって使いやすい、非常に優れたマーケティングツール・プロモーションツールであると思います。ぜひFacebookを活用してあなたのビジネスを加速させてください。

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